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改正産業活力再生法とは、日本企業の大型M&Aや事業再編を活発化させるための支援策のことで、法改正により2011年7月に施行。M&A支援策としては、独禁法に基づく合併審査は担当閣僚が公正取引委員会と協議することで手続きの迅速化が図れるほか、自社株対価TOBでは株主総会を開かずとも株式交換比率を決めることが可能となるなど手続きの簡素化を後押しする。また、再編企業向けにM&Aの投資資金として総額1000億円の融資制度も創設。東日本大震災で意識の変わった日本企業にとっても国際競争力強化の一助になるか。
「競争力強化へ再編後押し 改正産活法が成立 M&A公取審査を迅速に」 (2011/5/19:日本経済新聞)
◎関連ワード: M&A, 合併審査, TOB, 株主総会
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