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合併審査とは、企業の合併や買収といったM&Aのうち、一定の取引分野における競争を制限するものは独占禁止法で禁止されているため、一定規模以上の企業結合においては、公正取引委員会に事前相談し、審査を受ける必要がある。現行の制度は法定外であり、審査の長期化がグローバル化に則った産業再編を阻害する一因になっていることから、2011年7月より法定審査に一本化することで、透明性や迅速性の向上を図る。また審査基準においてはシェアを海外規模で判断し、世界的な再編で出遅れている日本企業の国際的競争力の強化を促す。
「企業の合併審査 国際競争を重視」 (2011/3/5:日本経済新聞)
◎関連ワード: M&A, 改正産活法, 独占禁止法, TOB
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