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為替介入とは、為替相場の変動を抑え、自国通貨を安定的に維持するために政府が市場に介入すること。具体的には、財務省の指示により、中央銀行が為替市場で手持ちの外貨を売ったり買ったりして市場を調整する。過度の円高・円安や相場の乱高下の防止、政府の金融政策の遂行、ファンダメンタルズから乖離しない相場水準の形成などを目的とする。原則、為替相場は市場の需給に委ねられているが、政府と日銀が取り組む姿勢をマーケットに示すアナウンス効果として利用されることも。
「東証社長『為替介入は姿勢をはっきり』政府に注文」 (2010/8/25:日本経済新聞)
「ドル急反発、日本が6年半ぶり為替介入」 (2010/9/15:ロイター)
◎関連ワード: 協調介入, 円高, 円安, 金融緩和政策, 通貨安競争, 貿易赤字
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