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債務超過とは、貸借対照表において、企業の負債が資産を上回り、純資産がマイナスの状態のこと。債務超過に陥ると、配当が期待できず更なる株価の下落を招きやすい他、金融機関から新規借入を受けることが困難となり、資金がショートして倒産する可能性もある。証券取引所は、東証1部・2部銘柄の上場廃止基準として、「債務超過の状態となった場合において、1年以内に債務超過の状態でなくならなかったとき(連結による)」と定めている。なお、損益計算書において、利益がマイナスの状態を表す赤字とは意味が異なる。
「債務超過、前期末5倍に 三菱農機 北米輸出テコに再建」 (2012/8/23:日経産業新聞)
◎関連ワード: 有利負債, 自己資本比率, 債務不履行, 減資, 会社更生法
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