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減資とは、株式会社が資本金を減らすこと。一般的に、経営不振の企業が会社再建策として行う。帳簿上では、減資した際に発生する減資差益などを借り方の「その他資本剰余金」に計上する。減資自体では一株あたりの純資産は変わらないが、その後に株式の有利発行を伴うことも多く、その場合は既存株主の持分が希薄化する。減資を行うには、原則株主総会の特別決議が必要だが例外も。なお、事業再生の場面では100%減資を行い既存株主の権利を喪失させたうえで、増資を行い新たな株主を募る方法がある。⇔増資
「<東証>エルピーダが反落 1500億円減資を発表」 (2012/2/24:日本経済新聞)
◎関連ワード: 会社更生法, 株主総会
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