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新興国通貨建て取引とは、新興国企業と取引する際、中国人民元、タイバーツ、ブラジルレアルなど現地の通貨建てで取引を決済すること。ドル安懸念から自国通貨での決済を求める新興国取引先が増えており、また日本企業の新興国における生産・販売増によって収益依存度が高まる中で、為替要因の影響をできるだけ避けるため、新興国通貨建てでの為替戦略をとる日本企業が目立ってきている。今後はドルやユーロに加えて新興国通貨建て取引の更なる増加が予想される。
「新興国通貨建て取引拡大 ソニー 38通貨の決済対応 三菱物産 人民元社債を検討」 (2011/7/8:日本経済新聞)
◎関連ワード: 為替差益, 為替差損, 人民元問題, 資源国通貨
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