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私設取引システムとは、株式や債券を、証券取引所を通さずに売買できるシステムで、証券会社により運営される電子取引の市場のこと。取引所のようなオークション方式ではなく、証券会社が買い注文と売り注文をマッチングして売買を成立させる。売買可能な銘柄は限定されるが、夜間取引が可能なほか、売買手数料は安く、変動幅もフレキシブルであり、また2010年に日本証券クリアランス機構が主要PTSでの売買決済の保証を開始したことがきっかけで、売買高が急増。海外の機関投資家のみならず、個人投資家の利用も期待される。
「株の『私設取引』拡大」 (2011/6/3:日本経済新聞)
◎関連ワード: 売買代金, 外国人投資家, 機関投資家
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