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実効為替レートとは、外国為替市場で、ある通貨の対外競争力を単一の指標で総合的に表すレートのこと。具体的には、「円高」と言われる場合、米ドルに対してのみの上昇の場合と、多くの他通過に対して上昇している場合では、日本の貿易収支などに与える影響が異なるため、日銀では円と主要な他通貨間の為替レートを、日本と当該相手国・地域間の貿易ウエイトで加重平均し、指数化し算出している(名目実効為替レート)。さらに物価調整後の為替レートを「実質実効為替レート」と言う。
「ユーロ、実効レートが6年2カ月ぶり低水準 債務問題の懸念で」 (2012/5/29:日本経済新聞)
「円実効レート最高更新 対アジア通貨も上昇傾向」 (2010/10/21:日本経済新聞)
◎関連ワード: 円高, 円安, 通貨バスケット制, 貿易赤字
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