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裁定買い残/裁定売り残とは、裁定取引に伴い売買されている現物株で、まだ決済が済んでいない残高のこと。裁定取引は株価指数先物と現物株がセットで取引される。すなわち、「先物売り・現物買い」または「先物買い・現物売り」の２種類のポジション設定があり、前者に伴う現物株の残高を「裁定買い残」、後者に伴う現物株の残高を「裁定売り残」と言う。先物取引の決済日の時点で裁定買い残が大量に残っていると、相場を大きく崩す要因になる。なお、裁定買い残は毎週木曜日に東京証券取引所から発表される。
「裁定売り残が高水準 買い残は縮小、『仮需』軽く」 （2022/10/24：日本経済新聞）
「裁定買い残、2週ぶり増」 （2010/10/15：日本経済新聞）
◎関連ワード： SQ, 先物主導, 日経平均株価
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