原油流出事故とは、2010年4月に米南部ルイジアナ州沖のメキシコ湾で、英石油大手BPが権益を持つ石油掘削基地が爆発炎上した事故。約24万キロリットルの原油が流出し、BPの原油回収コストは30〜60億ドル以上、汚染拡大や水産業・観光業、地域住民への打撃は計り知れず、膨大な損害賠償の負担が見込まれる。また、景気や市場への影響が懸念されている。
「メキシコ湾の原油流出事故でイルカの遺伝子に異変、米研究」 (2022/8/27:Forbes JAPAN)
「BPに1.8兆円確保要請 原油流出対策費で 米上院民主議員団」 (2010/6/15:日本経済新聞)
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