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米国債務問題とは、米政府の法定債務の上限を引き上げる問題のこと。米国の債務が法律で定められた上限に達し、議会の承認を経て上限を引き上げない限り、2011年8月2日にはデフォルト(債務不履行)に陥るおそれがある。そのため、財政赤字の削減を行うことを条件に段階的に上限を引き上げたいという共和党案、また大規模な上限の引き上げを一気に行いたいという民主党案があるが、それ以前に共和党内でも意見の隔たりがあるなど協議が難航し、ドル安の加速が世界の経済や金融市場に影響を与えることから、協議の行方が注目されていた。
「円対ドル4カ月ぶり高値、一時77円48銭−米欧債務問題でリスク回避」 (2011/7/29:ブルームバーグ)
◎関連ワード: デフォルト, 財政健全化, 国債, 格付け, 円高, ソブリン債
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