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東アジア品種保護庁とは、国の枠を越え、農作物の新品種の登録を一手に担う組織のこと。新品種が東アジア品種保護庁に登録されれば、加盟国が無断で同品種を栽培できなくなり、また登録者は栽培者に対し使用料が課せるなど、地域内で品種が保護されることになる。日本国内で開発された優良種が海外に流出し、日本に逆輸入されるケースが頻発しており、当保護庁の創設で輸出の拡大や競争力強化を目指す。既に欧州連合(EU)では「欧州品種庁」が存在するが、日本政府は東アジア各国に対して当保護庁の創設を提案する方針。
「景気踊り場、脱却へ」 (2011/2/15:日本経済新聞)
◎関連ワード: 農業関連株, 農業改革, 農業法人, 食料価格指数, EU
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