トロンとは、1984年に坂村健東大教授が開発した国産のOSのこと。瞬時の情報処理が特徴で、自動車エンジンや携帯電話など様々な機器に幅広く使用される。スマートシティ構想では、電力バランスを自動制御するスマートメーターを始め、交通、気象、医療、工場など都市状況をリアルタイムで正確に把握するセンサーが不可欠であり、そのような高機能なセンサーのOSとしてトロンが最適であるとして、注目を浴びている。今後爆発的なセンサー需要が期待され、国際標準化すれば市場を席巻する可能性も。
「『主張しないOSだったから世界に広がった』TRONの生みの親・坂村健が語る (2020/5/6:YAHOO JAPAN!ニュース オリジナル)
「『環境都市』に国産OS 欧州勢と技術活用」 (2011/12/9:日本経済新聞)
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