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為替ヘッジ取引とは、為替の変動により外貨建て資産の価格が変動するリスクを回避(ヘッジ)するための取引。この取引には一般的に円とヘッジ対象通貨の短期金利差がコスト(経費)としてかかかるが、企業経営を安定させる観点から為替ヘッジ取引を行っている企業は多い。ただ、ヘッジ比率が100%という企業は少なく、例えば50%程度など一部をヘッジする方針の企業がほとんどである。2012年末から円安が一気に進行したが、既に為替ヘッジ取引を実施していたため直ちにその恩恵を享受できなかった企業もある。
「為替ヘッジ取引拡大へ ANA、来期の燃料調達で」 (2013/3/1:日本経済新聞)
◎関連ワード: 為替予約, 円安, 為替差益/差損, 採算レート
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