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ギリシャ債務交換とは、ギリシャのデフォルト(債務不履行)回避策の一環として、ギリシャ国債を保有している投資家に一部債権免除させる施策のこと。投資家は元本の53.5%を放棄し、残りをギリシャの新発国債および欧州金融安定基金(EFSF)が発行する債券と交換する。新発債の表面利率は2015年2月までは2%、その後5年間は3%、42年までは4.3%となる。もし保有者がこの交換に応じない場合は、集団行動条項により保有者を強制することができる。2012年3月20日の国債償還の期限を控え、その行方を世界の株式市場が注目している。
「ギリシャ、債務交換実現しなければ公的金融支援ない−財務省」 (2012/3/7:ブルームバーグ)
◎関連ワード: ギリシャ財政問題, デフォルト, 国債, EFSF
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