政府が規制している金融機関の金利を各金融機関の裁量に委ねるようにすること。日本では1970年代まで、安定的な金融体制を作り上げるため金融機関の貸出金利と預金金利が政府によって決められていたが、規制は却って金融の効率性を損なうと考えられるようになり、銀行間の競争を促すために金利の自由化へと進んでいった。2011年3月、中国では段階的に預金金利を自由化する方針を決めている。かつての日本の例などから大口定期預金より着手すると見られている。
「中国、金利自由化へ」 (2011/3/11:日本経済新聞)
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