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ゴールドマン問題とは、米大手証券ゴールドマン・サックスが、サブプライムローンに絡む債務担保証券(CDO)の組成販売に関し、重要情報を投資家に告げなかったとして、2010年4月に米証券取引委員会(SEC)に証券詐欺罪で提訴された問題のこと。オバマ政権による米金融規制改革法案に与える影響も予想され動向が注目されていたが、7月に同法案が米議会で可決された同日、ゴールドマンは販売資料が不完全だったことを認め、SECとの和解が成立。ゴールドマンが支払う和解金は、金融機関としては過去最高の約480億円で、うち約半分は損失を負った投資家に支払われる。
「米ゴールドマン、英独からの調査にも直面‐SEC提訴受け」 (2010/4/18:ブルームバーグ)
「米ゴールドマンがSECと和解、480億円支払いへ」 (2010/7/16:ロイター)
◎関連ワード: CDO, 米金融規制改革法案, ヘッジファンド
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